犬にとっても安全なクリスマスのホームパーティーの開き方【完全ガイド】

犬にとっても安全なクリスマスのホームパーティーの開き方【完全ガイド】

愛犬と暮らす自宅でパーティーを開く時、参加者全員が楽しく過ごせるように気をつけたいことがあります。この記事では、愛犬が楽しく安全に過ごせるように配慮しながら、ドッグフレンドリーなパーティーを開くためのアドバイスをご紹介します。

ステップ1:ゲストに愛犬の食事について事前に知らせます。

まずは、招待客に愛犬の食べられない食品について知らせることから始めましょう。招待状に記載するか、会場に到着したときに伝えてください。特に、愛犬に食物アレルギーや食事制限がある場合、その旨を共有します。このような簡単な注意喚起で、パーティーの最中に起こり得る食事に関する事故を防ぐことができます。

ステップ2:わんちゃんが喜ぶおやつを用意します。

人間のゲストのためにお料理を用意するのと同じように、わんちゃんにも美味しいおやつを用意してあげましょう。愛犬のお気に入りのものや、食事内容にあわせたものだとよいですね。こうすることで、愛犬がおいしいものを食べられるだけでなく、迷惑をかけずにおやつを与えたいというゲストの希望もかなえられます。

ステップ3:愛犬から目を離さないようにします。

パーティー中は、気を緩めずに、愛犬の様子にも目を配りましょう。痛がったり、不快そうだったり、問題行動を起こしそうだったり、異変の兆候がないか気にかけてください。戸惑っていたり、疲れていたり、不安そうな場合、リラックスできる静かな場所へ移動させます。定期的に様子を確認することで、愛犬の健康状態を把握し、問題が大きくなる前に対処することができます。

ステップ4:安全なおやつについてゲストに共有します。

犬にとって安全なおやつについて、ゲストに教える機会を設けましょう。特に、チョコレートやブドウ、一部のナッツ類など、わんちゃんにとって有害な食品の情報は重要です。詳しくはクリスマスや年末年始の安全ガイド:愛犬と安全に過ごすために守りたいことの記事でご紹介しています。
愛犬におやつをあげる際は、一声かけてもらうようにしましょう。安全な触れ合いの場になるように協力してもらうことが大切です。

ステップ5

あなたが最善を尽くしても、ゲストの中には自分の食べ物やおやつをわんちゃんに分けたくなる人がいるかもしれません。そんな時は、愛犬が食事制限をしていたり、食物アレルギーで食べられないものがあったりすることや、特別な犬用のおやつを用意していることをていねいに伝えましょう。きっと愛犬の健康を尊重してくれるはずです。

ステップ6:愛犬のストレスを見逃さないようにします。

楽しい雰囲気の中でも、愛犬がストレスを感じている兆候を見逃さないようにしましょう。大勢の人がにぎやかにしていると、わんちゃんは圧倒されてしまうことがあります。ハァハァと息が荒くなったり、あくびをしたり、同じ場所を行ったり来たりしていたら要注意です。静かで安全な場所へ移動させ、普段通りの行動をすることで、落ち着きを取り戻しやすくなります。

ステップ7:クリスマスツリーの飾りつけは安全に。

オーナメントや飾りを誤飲してしまうと大変危険です。クリスマスツリーに愛犬が近づきすぎないように気をつけてください。

クリスマスツリーは、わんちゃんが好奇心で飛びついた時に簡単に倒れないよう、しっかりと固定してください。
オーナメントは、口にしても安全な素材でできていて、簡単に壊れないようなものを選んでください。誤って壊したり、食べてしまった時のダメージを最小限に抑えます。

誤飲を防ぐために、わんちゃんの口に入るような小さい飾りは極力使わないようにしましょう。
壊れる可能性のあるオーナメントは、ツリーの上部等、わんちゃんが届かない位置に飾ることで、事故の確率を減らすことができます。

ドッグフレンドリーなオーナメント:人もわんちゃんもみんなが楽しくクリスマス気分を味わえるように、わんちゃんが安全に遊べるように設計されたオーナメントを探してみましょう。

最後に
こうした準備をすることで、大切な愛犬も一緒に家族や友人たちとクリスマスを祝うことができるでしょう。パーティーのゲストに、愛犬の食事やおやつについて理解してもらうと同時に、愛犬の様子を常に観察することがドッグフレンドリーなパーティーを催すコツです。愛犬の食事について丁寧な説明で理解を深めてもらい、正しくごはんやおやつを与えてもらうことで、誰もがステキな時間を過ごせることでしょう。