犬のフケの予防やケア

犬のフケの予防やケア

人間と同じように、わんちゃんもフケに悩まされることがあります。犬のフケの見分け方は比較的簡単。わんちゃんのお気に入りの場所に、フケが落ちているか探してみてください。

他の皮膚のトラブルと同じように、肌の乾燥や健康上の問題など、フケの原因はさまざまです。フケだけでなく、過剰に掻いたり、被毛の色がくすんだりといった兆候に注意を払いましょう。

犬のフケの原因

犬のフケの一般的な原因の一つに、脂漏症が挙げられます。皮脂が過剰に分泌されたり、皮膚のターンオーバーが異常に速くなったりすることで、皮膚バリアが崩れ、乾燥した皮膚の小さな薄片、つまりフケが形成されます。反対に、皮脂の分泌が不十分な場合も、同様に皮膚バリアが崩れ、フケが生じやすくなります。どちらの場合にも、外的要因と内的要因の両方が関係しています。

気候の変化:人間と同じように、わんちゃんも季節の変わり目には体調に変化が表れやすくなります。この時期には、抜け毛が増えたり、フケがでやすくなったりします。そんな時は、ていねいにブラッシングを行いましょう。定期的なブラッシングを習慣づけることで、自然と皮脂が全体にいきわたり、皮膚に適度なうるおいを与えることができます。

食事の管理:愛犬の食事と皮膚の健康は強く関連しています。水分、タンパク質、脂肪酸等の必須栄養素が不足すると、フケの原因になります。ファルミナのコンサルタントに相談して、愛犬に合わせたペット栄養ケアプランを作成しましょう。

食物有害反応:フケは、特定のタンパク質に対する食物アレルギーや食物不耐症といった食物有害反応から生じる場合があります。このような場合、適切なフードにより愛犬の生活の質を改善することができます。

食物有害反応の診断や治療は以下のように行います。また、犬や猫の食物アレルギーや不耐症の記事もご参考ください。


除去食による食物有害反応の診断

食物アレルギーや食物不耐症の一般的な診断方法に、除去食試験と呼ばれる方法があります。この試験では、加水分解タンパク質をベースとしたフードを8週間などの一定期間使用します。加水分解タンパク質は、アレルゲンとして認識されにくい特徴があります。

試験開始から一定期間後に症状がなくなっていれば、通常のタンパク源を再び摂取し、症状が再発するかを確認します(この誘発段階を食物負荷試験と呼びます)。症状が再発した場合、加水分解食を再び給与し、症状がなくなることを確認します。そして、症状の出ない“アレルゲンではない”タンパク質が特定できるまで、徐々に異なる動物性タンパク質を導入していきます。

除去食試験には、Vet Life 皮膚ケア – 加水分解フード(犬用)が使用できます。かかりつけの獣医師の指示に従って使用してください。また、食物負荷試験では、動物性タンパク質源を1種類に制限した、以下のようなシングルプロテインのフードの使用が検討されるでしょう。
除去食試験は必ず獣医師の指導の下で行ってください。なお、Vet Lifeは動物病院専売品です。

適切な栄養でフケをケア

愛犬のフケでお悩みなら、ファルミナのジーニアスコンサルタントにご相談ください。愛犬の状態に合わせておすすめのN&Dをご提案します。

ご相談は、ファルミナ ジーニアス アプリから簡単にご予約いただけます。

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