愛犬とビーチへ行く:最高の思い出にするためのポイント
夏休みシーズン間近!愛犬と一緒に海辺で過ごしたいと考えている方もいらっしゃることでしょう。せっかくの海へのお出かけ、わんちゃんにも思いきり楽しんでもらいたいですよね?
そこで今回は、愛犬との海へのお出かけを最高の思い出にするための簡単で大切なヒントをご紹介します!
愛犬を水に慣れさせるには
初めての海でも今までに経験があっても、愛犬が海に慣れるのをサポートすることはとても大切です。
湖や川には喜んで飛び込む犬でも、海をすぐに楽しめるとは限りません。その理由は、
海は音が大きく、波があり、予測できないため、多くの犬にとって全くの新しい経験となります。
愛犬が落ち着いて安全に海を楽しめるように、以下のシンプルなステップを参考に自分たちのペースでゆっくりと始めてみましょう。
- 犬が自分のペースで水に近づけるようにする
もし戸惑っている様子があれば、無理に水に入れようとしないでください。プレッシャーはすぐに嫌な記憶につながってしまいます。
- お気に入りのおもちゃを持って行って、波打ち際で一緒に遊ぶ
水辺に対するポジティブな印象を与えることができます。
- 犬が水に入るときはそばにいてあげる
飼い主が近くにいることで安心感が生まれ、自信を持ちやすくなります。
このような少しの工夫で、愛犬にとって海は「また行きたい!」と思える楽しい遊び場になるかもしれません。
ヒント:泳ぐことに年齢制限はありません!
ただ子犬や小型犬の場合は、犬用ライフジャケットの使用がおすすめです。浮力を補うことで、安全性がさらに高まります。
気をつけたいポイント
海は楽しい場所ですが、いくつか注意すべきリスクもあります。主なリスクは「暑さ」と「熱くなった砂」です。
愛犬と海に行くベストな時間帯は、早朝か遅めの夕方です。気温が低く、砂も熱くなりにくいため、肉球を火傷するリスクが下がります。愛犬を遊ばせる前に手の甲で地面の温度をチェックしてみてください。人間の手で熱いと感じるなら、犬にとっても危険です。
また、濡れた状態の犬は体温調節がしづらくなるため、泳いだ後に直射日光の下に長時間いるのはNG。必ず日陰を用意して、休めるようにしてあげましょう。
もうひとつ注意したいのが「混雑」
訪れる時間帯や環境をしっかり考えることも大切です。
特に混雑している時間帯は避けましょう。
人混みは犬にとって刺激が多すぎて、不安やストレスの原因になることがあります。
また、混雑を避けることで暑さのリスクも下がり、自分のペースで遊べるようになります。
静かな時間帯を選ぶのは、ペットだけでなく周囲の人たちへの思いやりにもつながります。
泳いだあとのケア
海水は犬の皮膚や被毛に刺激を与えることがあります。家に帰ったら(または海辺にシャワーがあればその場で)真水でしっかり洗い流してあげましょう。こうすることで、かゆみや乾燥、塩分の蓄積を防ぐことができます。
さらに、優しくブラッシングしてあげると、砂などの汚れも落ちてスッキリしますよ。
犬とビーチを楽しむための必需品
万全の準備でビーチをもっと楽しく!愛犬用のビーチキットを用意しましょう。
おすすめの持ち物はこちら:
- プロバイオティクスや消化補助サプリ:海水を飲んでしまうとお腹を壊すことがあるので、予防として◎
- ロングリード:広い場所で自由に遊ばせつつ、安全に管理できます
- 携帯用の水飲みボウル:こまめに新鮮な水をあげて脱水症状を防ぎましょう
- おもちゃ:水に浮くボールやなどがおすすめ(沈むおもちゃは海にさらわれるかもしれません)
- 肉球用バーム:熱い砂や塩でダメージを受けやすい肉球を保護します
出発前に確認しておきたいこと
海へ出かける前に、そのビーチのペット規則を必ずチェックしましょう。犬の立ち入りが時間帯や季節で制限されている場所もあります。現地でトラブルにならないよう、事前にルールを把握しておくのが安心です。
海は犬にとって最高の遊び場です!波を追いかけたり、砂を掘ったり、初めての匂いを探したり…。少しの準備と気配り、そしてビーチキットがあれば、夏の思い出を安全で楽しいものにできます。
タオルを持って、リードを付けて…愛犬と一緒に夏を楽しみましょう!